○粕屋町障がい者配食サービス事業実施要綱
(令和2年3月23日要綱第5号)
改正
令和2年11月30日要綱第89号
令和3年3月24日要綱第10号
令和4年11月22日要綱第47号
(目的)
第1条　この要綱は、在宅の配食支援を必要とする重度の心身障がい者及び精神障がい者等に対し、配食サービス事業(以下「事業」という。)を提供し、その自立、生活の質の確保、孤立化の防止及び見守りを図るとともに、その家族の身体的及び精神的な負担の軽減を目的とする。
(実施主体)
第2条　この事業の実施主体は、粕屋町とし、町長は、事業の一部を業者(以下「受託業者」という。)に委託する。
(利用対象者)
第3条　この事業の利用対象者は、粕屋町に居住し、粕屋町住民基本台帳に記録されている次の各号に掲げる者とする。ただし、粕屋町高齢者配食サービス事業実施要綱(令和2年粕屋町要綱第6号)による配食サービスを受けていない者に限る。
(1)　第7条第1項に掲げる配食サービス利用時点において、65歳未満の在宅の者で、身体障害者手帳若しくは療育手帳を所持している重度の心身障がい者又は精神障害者保健福祉手帳を所持している精神障がい者であって、虚弱、心身の障がい、疾病等の理由により食事の調理が困難な者、又は定期的な見守り及び安否確認が必要な者。ただし、各手帳の申請とこの事業の利用申込が同時であっても差し支えないものとする。
(2)　その他町長が特に必要と認める者
(利用の申請)
第4条　この事業を利用しようとする者は、粕屋町障がい者配食サービス事業利用申請書(様式第1号)により、町長に申請するものとする。
(利用の決定及び通知)
第5条　町長は、前条の申請があったときは、必要な調査を行い、速やかに利用の可否を決定し、粕屋町障がい者配食サービス事業利用(決定・却下)通知書(様式第2号)により利用を決定した者(以下「利用者」という。)又は利用を却下した者にそれぞれ通知するものとする。
(受託業者の責務)
第6条　受託業者は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。
(1)　食品の衛生面に細心の注意を払い、栄養のバランスがとれた消化吸収のよい食事を調理し、配達すること。
(2)　配達時においては、当該利用者の安否を確認し、異常等があったときには、直ちに町及び利用者が指定する緊急連絡先へ連絡を行うこと。
(事業内容)
第7条　利用者に対し、1日につき昼食及び夕食の2食の範囲内で、週に最大7食を配食する。
2　利用者の都合により欠食するときは、利用者が配食日2日前までに受託業者に連絡するものとする。
3　利用者は、受託業者の中から、1業者を選択し、利用するものとする。
(利用者の負担)
第8条　利用者は、1食につき、町と受託業者が契約により定めた委託料以外の経費について負担することとし、直接受託業者へ支払うものとする。
(利用の変更)
第9条　利用者は、この事業の利用について変更が生じたときは、粕屋町障がい者配食サービス事業利用変更申請書(様式第3号)を町長に提出するものとする。
(利用辞退の届出)
第10条　利用者は、利用の必要がなくなったときは、粕屋町障がい者配食サービス事業利用辞退届出書(様式第4号)により町長に提出するものとする。
(利用の廃止)
第11条　町長は、利用者が次の各号のいずれかに該当することになったときは、利用を廃止することができる。
(1)　利用者から辞退の届出があったとき。
(2)　利用者が第3条に規定する要件を備えなくなったとき。
(3)　その他町長が配食サービス事業の利用を受けることを不適当と認めたとき。
2　町長は、前項第1号又は第3号により利用を廃止したときは、粕屋町障がい者配食サービス事業利用廃止通知書(様式第5号)により利用者に通知するものとする。
(確認書の提出)
第12条　受託業者は、配達時に利用者から粕屋町障がい者配食サービス事業利用確認書(様式第6号)に、署名又は記名押印させ、翌月10日までに町長に提出しなければならない。
(委任)
第13条　この要綱に定めるもののほか、この事業の実施に関し必要な事項は、町長が別に定める。
附　則
この要綱は、令和2年4月1日から施行する。