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粕屋町

令和4年4月1日 ごあいさつ

更新日:2022年4月1日

変異を繰り返す新型コロナウイルスの感染拡大により、私たちの生活や社会経済活動が一変し、飲食店やサービス業など様々な分野で、いまだ大きな打撃を与えています。

この長期化するウイルスとの闘いの中、感染拡大防止にたゆまぬご努力を続けていただいている医療機関の皆様そして全ての町民の皆様に、心より深く敬意と感謝を申し上げます。

そのような中、令和4年度がスタートしました。

3回目となるワクチンの追加接種や更なる感染予防に努めながら、この難局を乗り越えてウイズコロナ・アフターコロナの新たな時代を見据えた施策を推進しなければなりません。

令和4年度は、老朽化した各公共施設の長寿命化工事などのハード事業に加えて、カーボンニュートラル関連事業や最先端のデジタル技術を導入した自治体DX化など、社会情勢の変化に即応した新たな取り組みをスタートさせていきます。

まず、学びの場を整え子どもたちを育む事業として、粕屋中央小学校及び粕屋中学校校舎の増築工事を実施します。あわせて仲原小学校第3期及び粕屋中央小学校第2期の大規模改造工事も実施します。

子育てしやすいまちづくり事業として、中央保育所の全面建替工事の着手を行うとともに、西幼稚園の長寿命化改修工事も行い、未来を担う子どもたちのためにより良い環境づくりを進めます。

また、安心して子育てができる支援体制を充実するため、産後ケア利用費を助成し、母子に対する心身のケアと育児のサポートなどを行います。

学びと交流を促進するため、国指定となった「阿恵官衙遺跡」の保存活用計画や公有化を昨年に引き続き行い、身近に町の歴史が学べ、人が集う賑わいのある史跡としてデザイン化を図っていきます。

また、町の中心拠点であるJR長者原駅の充実を図るため、駅前広場にシェルターを整備し利便性を高めたり、障がいがある方の外出機会の拡大と社会参加の促進を図るため、福祉タクシー券をより用途が広い交通系ICカードに切り替え、住みやすいまちづくりを進展させます。

災害や犯罪などから安心して生活できるまちづくりのため、仲原川(旧南里水路)の護岸改修を実施するとともに、県営河川の改修・浚渫の福岡県に対する積極的な要望やIoTを活用した子どもたちへの見守りネットワークの拡充とこの機能を生かした活用の拡大を図っていきます。

地球規模で取り組まなければならない2050年カーボンニュートラル実現に向けて、去る3月18日に「粕屋町ゼロカーボンシティ宣言」を行いましたが、温室効果ガスの削減や再生可能エネルギーの拡充など、これからの脱炭素社会を目指すための「粕屋町地域再エネ導入戦略」を策定いたします。

また、これからのデジタル社会の到来を見据え、町民の利便性向上や感染症拡大防止につながる行政手続きのオンライン化や「書かない・待たない」窓口の実現、地方税の二次元コード導入によるスマートフォン納税などのキャッシュレス化、そして行政内部事務におけるAIやRPA等のデジタル技術活用の拡大を進め、自治体におけるDX化を推し進めます。

以上、令和4年度に実施する主な事務事業の一端を申し上げましたが、新型コロナウイルスの脅威は、まだまだ続くと思われ、変異株による新たな感染爆発も懸念されるところです。

皆様ご自身やご家族、そして大切な方々の命と健康を守るため、これからもマスクの着用や手指消毒などを徹底し、今しばらくは多人数での会食の自粛を行い、なお一層の感染予防にご理解とご協力をよろしくお願いします。

これからも、町民の皆様が将来に向けて夢や希望を抱き、幸福感を実感できる町になることを目指してまいります。

令和4年4月1日  粕屋町長 箱田 彰

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令和4年4月 町長あいさつを更新しました