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粕屋町

令和3年 新年ごあいさつ

更新日:2021年1月1日

新年明けましておめでとうございます。

令和3年(2021年)の年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

平成30年9月の町長就任以来、早いもので任期の半分ほどが過ぎました。無我夢中で経過した2年余りでしたが、この間、町民の皆様をはじめ、各方面から厚い御支援と御協力を賜り、町政推進に誠心誠意努めることができました。改めて深く感謝を申し上げます。

昨年は、万事においてコロナ禍に苛まれた1年でありました。4月に特別措置法に基づく緊急事態宣言が出され、小・中学校の休校や、あらゆる業種における休業、イベントや会合そしてレジャーの自粛など、心理的にも経済的にも重く暗い影を落とした1年だったことと存じます。新型コロナウイルス感染により亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたしますとともに、医療従事者の方々をはじめ、感染症拡大防止へ、今なお弛まぬご努力を続けておられます皆様へ、心から敬意と感謝の意を表します。

当町におきましても、コロナの影響により多くの事業で中止や延期を余儀なくされ、感染症対策事業へとシフトせざるを得ませんでしたが、町政発展の歩みを完全に止めてしまってはならないとの思いから、施政方針で掲げていた取組のうち、ふれあいバスのJR長者原駅とイオンモール福岡への乗り入れや、IOTを活用した新しい地域見守りシステムの導入など、可能なものについては実施に努めました。

また、特別定額給付金事務において、RPA(読取データ化システム)を当初予定より前倒しで導入したり、総合計画後期基本計画の策定に伴うまちづくりシンポジウム「かすや未来カフェ2020」のオンライン開催、小・中学校へのタブレット端末の完全配置など、感染症対策を機に、IT化も積極的に進めております。今後も感染の拡大防止に最大限の対策を講じながら、コロナと共存し、社会経済活動を一層活発化しなければならないと考えます。

新型コロナウイルス感染状況の先行きはまだまだ不透明ではありますが、歴代最長となった安倍内閣に替わり、第99代菅内閣が発足したことに象徴されるように、新しい風も吹き始めたと感じております。

本年が皆様にとって、干支の丑のようにどっしりと穏やかな、幸多き年となりますことをご祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。
                                                                                    令和3年新春  粕屋町長 箱田 彰
 

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