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粕屋町

令和5年 新年ごあいさつ

更新日:2023年1月1日

明けましておめでとうございます。
令和5年(2023年)の年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨年も、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、ワクチン接種などの感染拡大防止策や町民の皆様の暮らし・地域経済活動を支える取り組みを積極的に進めてまいりました。
医療従事者の方々をはじめ、長期にわたり感染拡大防止にたゆまぬご努力を続けておられます皆様へ、改めて心から敬意と感謝の意を表しますとともに、一日も早いコロナ禍の終息を願っています。

世界では、ロシアのウクライナ侵攻や、インフレ圧力の持続・拡大による家計の逼迫、中国の景気減速によるショックは、新型コロナウイルス感染拡大収束後の部分的な回復基調にあった世界経済の見通しに重くのしかかっています。
国内では、令和4年初めの第6波、夏の第7波、冬の第8波と新型コロナウイルスの脅威は、まだまだ続くと思われ、変異株による新たな感染爆発も懸念されるところですが、わが国の景気は、資源高の影響などを受けつつも、新型コロナウイルス感染症抑制と経済活動の両立が進むもとで、持ち直しています。

また、近年は地球温暖化の影響で、世界規模で深刻な自然災害が多発しています。
町では、地球温暖化への強い危機感のもと、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現をめざし、町民の皆様や地域・事業者の皆様と一体となり、脱炭素社会への取り組みを積極的に推進してまいります。

新型コロナウイルス感染症を契機として、新しい生活様式の導入など、これまでの価値観や生活観にも大きな変化が生じています。当町においても激変する社会情勢に対応すべく、ポストコロナ時代を見据え、子育てしやすいまちづくり、住みやすいまちづくり、誇れるまちづくり、安心して生活できるまちづくりの4つを柱とする重点戦略を着実に推進し、よりよい「かすや」の未来をめざしてまいります。また、町政運営を担う責任者として、ポストコロナのレジリエント(逆境での回復力)なまちづくりを進め、町民の Well-Being(幸福感)を高めながら、「かすや」をさらに発展させ、未来世代に自信と誇りを持って引き継いでまいります。

結びに、本年が皆様にとって、干支の卯のように跳躍する縁起の良い年でありますことをご祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。

                                                                                    令和5年新春  粕屋町長 箱田 彰

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