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粕屋町

令和5年4月1日 ごあいさつ

更新日:2023年4月1日

3年以上に及ぶ新型コロナウイルス禍による影響が長期化していることに加え、ロシアによるウクライナ侵攻を背景とした世界的なエネルギー価格の高騰や円安の加速による電気料金・食料品などの生活物価の値上げにより、住民生活や地域経済への影響がより深刻なものとなっています。
そのような状況の中、日本は産業・経済両面で新たな転換期を迎えようとしています。

  • デジタル技術で社会機能と生活手段を連結させるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
  • 脱炭素社会を目指した活動を経済成長の機会にするために社会全体を変革するGX(グリーントランスフォーメーション)の推進

この大きな課題への取り組みは、今後の少子超高齢化社会の到来による労働人口減少問題や国際競争力の低下に対応していくため、今を生きる私たちが将来を担っていく子どもたちに、持続可能な社会をつくり残していく重要な責務だと考えます。

様々な課題が山積する中、令和5年度がスタートしました。
令和5年度は「かすや」の更なる発展に向けて、「子育てしやすいまちづくり」を政策のど真ん中に据え、子育て応援都市「かすや」を実現するため、新中央保育所を完成させると同時に町立保育所の園児たちの健やかな成長を育む新保育所給食センターも開設します。
また、町立幼稚園の今後の在り方について有識者を交えた検討会議を組織し、町立保育所も含めた再編整備の方向性を議論していきます。
小中学校の整備では、粕屋中央小学校の第3期大規模改造工事や仲原小学校及び粕屋西小学校の校舎増築工事、更には子どもたちの熱中症対策に加えて災害時の避難所としての機能改善のために、すべての小中学校体育館への空調設備設置事業に着手します。
安心して出産・子育てができる相談支援体制を確立するため「こども家庭センター」の設置準備を行います。

町の中心拠点であるJR長者原駅から駕与丁公園間において、デジタルサイネージやルートサインを整備し、駕与丁公園までのルート案内など、近隣施設とのネットワーク強化を図ります。
この町のランドマークとなっている駕与丁公園の魅力をさらに高めるため、園路や八つ橋の改修、そして多くのご来場をいただいているキッチンカーまつりの規模拡大などを展開していきます。

将来にわたり快適で便利な生活を過ごしていくためには、安定的な公共交通の確保が必要です。
多様なニーズにきめ細かく対応できる交通体系の構築のため、コミュニティバスなどの導入調査を始めます。

GXの主軸となるカーボンニュートラルにおいては、公用車の電気自動車等への順次入れ替え、学校への太陽光発電設備の導入、その他公共施設への太陽光発電設備の導入可能性調査を行い、「ゼロカーボンシティかすや」の実現を目指します。

行政のデジタル化(DX)は住民の方々にとって、より便利でサービスの向上に繋がるものでなくてはなりません。
庁舎玄関にデジタルサイネージや多言語インフォメーション端末機器を導入し、来庁される方々に様々な情報を提供するとともに、きめ細かな案内を心がけます。
また、反響のあった「スマホお助け窓口」も期間を延長して行い、誰もがデジタル社会の到来において便利さを享受できる社会づくりに努めてまいります。

以上、令和5年度に実施する主な事務事業の一端を申し上げましたが、詳しくは今年度の「施政方針」をどうぞご覧ください。
愛すべきこの町の将来の市制施行を目指した社会基盤整備を行い、この町を選択しこの町に住み続けようと思える「まちづくり」を職員一丸となって全力で果たしてまいります。

最後に、町民の皆さまにおかれましては、なお一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆さまのご健康とご多幸を心から祈念申し上げ、令和5年度の挨拶といたします。

令和5年4月1日  粕屋町長 箱田 彰

このページに関する問い合わせ先

総務部 総務課 庶務人事係
窓口の場所:庁舎2階
電話番号:092-938-0162(直通)
ファクス番号:092-938-3150

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令和5年4月 町長あいさつを更新しました