令和7年 新年ごあいさつ
更新日:2025年1月1日
明けましておめでとうございます。
令和7年(2025年)の年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年を振り返りますと、元日の夕刻に能登半島地方で最大震度7の地震が発生し、甚大な被害が発生しました。地震からの復旧作業に取り組まれる中、9月の記録的な大雨でさらに被害に見舞われました。1年を通して、災禍に苦しめられ、悲痛な思いをされたことと存じます。被災された皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、1日も早い復興を願うばかりです。
また、昨夏においても、日本をはじめ世界各地で危険な暑さが続く異常気象となりましたが、児童生徒の熱中症対策や災害発生時における避難所の環境改善のため、小中学校全校の体育館に空調設備を設置いたしました。
今後も、激甚化・頻発化している自然災害に対して、一層の備えが必要であると改めて強く認識しているところでございます。
昨今の感染症など新たなリスクの顕在化、デジタル社会の進展や物価高騰など、社会経済情勢の目まぐるしい変化を的確に捉え、本年も、4つの公約「子育てしやすいまちづくり」「住みやすいまちづくり」「誇れるまちづくり」「安心して生活できるまちづくり」の実現に向け、子育て支援の充実、地域モビリティの向上、町のシンボルである駕与丁公園の整備、企業向けのシティプロモーションの推進などに取り組んでまいります。
これらの事業に真摯に対応することで、「肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態にある」とするwell-being(ウェルビーイング)の向上へとつなげてまいりたいと考えております。
本年は、行政運営の最上位計画であり、令和8年度から10年間のまちづくりの指針となる第6次粕屋町総合計画を策定し、経済の好循環を生み出す「新生・かすやプラン」の展開を図り、市制に向けた、これからの時代にふさわしい魅力あるまちづくりを進めるために、行政組織の機構改革を実施いたします。
今後も、町民の皆様との積極的な対話を通じて、町政に対する信頼を高め、その歩みを確実に一歩ずつ進めてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとりまして、希望に満ちた輝かしい1年となりますことをご祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。
令和7年新春 粕屋町長 箱田 彰
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