町県民税の計算例(給与所得者)
更新日:2021年1月25日
本人(49歳)
- 給与収入 6,650,000円
- 社会保険料支払額 535,300円
- 生命保険料
一般生命保険料支払額(旧制度) 30,000円
一般生命保険料支払額(新制度) 30,000円
個人年金保険料支払額(旧制度) 110,000円
介護医療保険料支払額 80,000円 - 地震保険料支払額 10,000円
配偶者(49歳)
- 給与収入 800,000円(給与所得 250,000円)
注:配偶者控除の範囲内の所得、配偶者控除の対象。
注:所得額415,000円を超えていないので配偶者は非課税。
長女(19歳)
- 収入なし
注:特定扶養控除の対象
長男(16歳)
- 収入なし
注:一般扶養控除の対象
所得の計算
「収入」から「所得」を計算します。
- 給与所得控除額
6,650,000円×0.1+1,100,000円=1,765,000円 - 給与所得額(収入金額-給与所得控除額)
6,650,000円-1,765,000円=4,885,000円
給与所得控除の計算方法は、関連リンク「給与所得控除の計算」をご覧ください。
所得控除額の計算
所得控除額を計算します。
- 社会保険料控除額
535,300円(支払額全額) - 生命保険料控除額(控除額計算表より算出)
70,000円(限度額) - 地震保険料控除額(控除額計算表より算出)
5,000円(支払額の2分の1) - 配偶者控除額
330,000円 - 扶養控除額
780,000円(一般扶養 330,000円+特定扶養 450,000円) - 基礎控除額
430,000円 - 所得控除額合計
2,150,300円
所得控除の内容及び計算式(控除額計算表)については、関連ファイル「町民税・県民税申告の手引き」をご覧ください。
課税所得金額の計算
給与所得から所得控除を差し引き、「課税所得金額」を計算します。
- 課税所得金額(給与所得額-所得控除額合計)
4,885,000円-2,150,300円=2,734,700円
(千円未満切捨て)2,734,000円
所得割額(調整控除前)の計算
課税所得金額に税率をかけて、調整控除前の「所得割額」を計算します。
- 町民税 所得割額
2,734,000円×6パーセント(町民税税率)=164,040円 - 県民税 所得割額
2,734,000円×4パーセント(県民税税率)=109,360円
調整控除額の計算
調整控除額を計算します。
人的控除の差は、配偶者控除5万円、一般扶養控除5万円、特定扶養控除18万円、基礎控除5万円の合計33万円です。
課税所得金額は、2,734,000円です。
課税所得金額が200万円を超えるため、調整控除は次のとおり計算します。
- 町民税の調整控除額
{330,000円-(2,734,000円-2,000,000円)}×3パーセント
計算結果が1,500円未満のため調整控除額は 1,500円 - 県民税の調整控除額
{330,000円-(2,734,000円-2,000,000円)}×2パーセント
計算結果が1,000円未満のため調整控除額は 1,000円
調整控除の計算方法は、関連リンク「調整控除とは」をご覧ください。
所得割額(調整控除後)の計算
調整控除後の「所得割額」を計算します。
- 町民税 所得割(町民税所得割額-町民税の調整控除額)
164,040円-1,500円=162,540円
(百円未満切捨て)162,500円 - 県民税 所得割(県民税所得割額-県民税の調整控除額)
109,360円-1,000円=108,360円
(百円未満切捨て)108,300円
町県民税額の計算
最後に、所得割に均等割を足して町県民税額を計算します。
(均等割は、平成26年度から令和5年度まで、町民税が3,500円、県民税が2,000円です。)
- 町民税
162,500円+3,500円=166,000円 - 県民税
108,300円+2,000円=110,300円
町県民税額(年額)
166,000円+110,300円=276,300円
関連ファイル
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このページに関する問い合わせ先
総務部 税務課 住民税係
窓口の場所:庁舎1階
電話番号:092-938-0237(直通)
ファクス番号:092-938-3150