仲原炭鉱の竪坑跡(なかばるたんこうのたてこうあと)
更新日:2019年12月17日
花ヶ浦区の花ヶ浦公園に所在しています。
仲原炭こうは、明治21年(1888年)に設立された粕屋採坑会社の炭こうで、糟屋地区一帯でも古い時代から採くつが行われた炭こうです。
明治23年(1890年)には、原田三郎氏(現酒殿区出身)がこの会社を運営し、「仲原炭坑」と改めました。
大正9年(1920年)には、旧仲原村の職業従事者約2千人に対し、約3分の1にあたる707名の人々が炭こうで働いていたと記録に残されています。
昔は、この竪坑を中心とする一帯に、社宅が建ち並んでいたそうですが、現在ではレンガ造りの竪坑だけが当時のおもかげをとどめています。
- 【近隣の史跡】吉国神社 等
- 【最寄駅】JR長者原駅より約0.7キロメートル[徒歩約10分]
- 【バス停】西鉄粕屋町役場前バス停より約0.7キロメートル[徒歩約10分]
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周辺案内図
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