長者原古戦場(ちょうじゃばるこせんじょう)の碑
更新日:2019年12月17日
長戸区には、長者原古戦場の碑が建てられています。
足利尊氏(あしかが・たかうじ)が光明(こうみょう)天皇(北朝)を立て、京都へ入り、征夷大将軍に任命された1338年以後も、後醍醐(ごだいご)天皇(南朝)と対立しながら、2つの朝廷が存在する南北朝の時代が約60年も続きました。
次第に尊氏方では内部争いが始まり、弟の直義(なおよし)や家臣・子どもを巻き込んだ争いになりました。
九州では3つの勢力が戦いを続け、長者原一帯でも1362年、南朝方の菊池軍と北朝方の少弐軍とが争い、菊池軍が勝利をおさめました。
この長者原の戦いは、九州における南朝方の勢力を強める戦いとして、南北朝時代の中でもたいへん重要な戦いであったと言われています。
- 【近隣の史跡】伊賀薬師堂 等
- 【最寄駅】JR長者原駅より約0.8キロメートル[徒歩約15分]
- 【バス停】西鉄長者原バス停より約0.6キロメートル[徒歩約10分]
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、左記の「Adobe Acrobat Reader」バナーをクリックして、ソフトウェアをダウンロードし、インストールしてください。
周辺案内図
地図はドラッグ操作でスクロールします。
このページに関する問い合わせ先
粕屋町立歴史資料館(粕屋フォーラム2階)
郵便番号:811-2314 福岡県糟屋郡粕屋町若宮1丁目1-1
電話番号:092-939-2984
ファクス番号:092-938-0733
開館時間:火曜日から日曜日の午前10時から午後5時まで(ただし、祝日、休日の翌日、毎月最終木曜日、特別整理期間を除く)