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粕屋町

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駕与丁池遺跡群(かよちょういけ、いせきぐん)

更新日:2022年8月9日

 

  • 掘立柱建物

  • 塔の心礎

駕輿丁池は、駕輿丁区を中心に広がっています。江戸時代の元禄10年(1697年)に郡奉行であった川村茂右衛門によって人口築堤されて、現在の形になったと古文書に記されています。古くは、筑前三大池の一つに数えられています。

ただ、旧石器時代や縄文時代の石器など、さまざまな遺物が池の底から採集でき、古い時代から粕屋町に人々が住み始めた痕跡が確認できる遺跡でもあります。

また、池の東側には、奈良時代から平安時代の掘立柱建物のほか、多くの瓦、塔の心礎(塔の中心に立つ柱を支えていた石)が見つかっていて、当時の寺院が建てられていたとみられます。

この寺院は記録に残っていなくて名前がわからないため、地名の「駕輿丁」と、今は存在しない寺という意味の「廃寺」を組み合わせて「駕輿丁廃寺」と呼んでいます。

塔の心礎は、塔の中心となる柱を受けるために直径56cm、深さ16cmのくぼみが彫られています。この直径56cmというくぼみにはまるの柱のサイズから推定される塔の高さは、20mをこえる大きさだった可能性があります。

塔の心礎は粕屋町立歴史資料館の横に移されていて、いつでも見学することができます。

周辺案内図

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このページに関する問い合わせ先

粕屋町立歴史資料館(粕屋フォーラム2階)
郵便番号:811-2314 福岡県糟屋郡粕屋町若宮1丁目1-1
電話番号:092-939-2984
ファクス番号:092-938-0733
開館時間:火曜日から日曜日の午前10時から午後5時まで(ただし、祝日、休日の翌日、毎月最終木曜日、特別整理期間を除く)

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