帯状疱疹予防接種（定期予防接種）

令和7年度から帯状疱疹ワクチンの定期接種が始まります

予防接種法に基づく定期予防接種として、水痘帯状疱疹ウイルス感染症予防接種を町が費用の一部を負担して実施します。

接種は義務ではなく、本人が希望する場合に受けられます。

対象者

接種日当日に粕屋町に住民登録があり、年度末年齢が次に該当する方

• 65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳
• 100歳以上（令和7年度のみ）
• 60歳から64歳の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障がいにより身体障害者手帳1級を所持している方

ワクチンの種類と接種回数

• 生ワクチン 皮下に1回
• 組換え（不活化）ワクチン 2か月以上の間隔をあけて筋肉内に2回

接種期間

毎年4月1日から翌年3月31日

自己負担額

• 生ワクチン 1回4,900円（1回のみ）
• 組換え（不活化）ワクチン 1回12,000円（2回のみ）

生活保護受給者は無料

接種時に持って行くもの

• 自己負担金
• 本人確認書類

運転免許証、マイナンバーカードなど。生活保護受給世帯の方は、必ず診療依頼証もお持ちください。

接種場所

事前に医療機関へ電話して粕屋町の契約医療機関であるか否かを確認し、予約をしてください。
ワクチンの供給量により、各医療機関の予約受付状況は変わるため、医療機関にお問い合わせください。

契約医療機関での接種を希望される場合

町内契約医療機関

医療機関名	電話番号	住所
尾石内科消化器科医院	080-9102-7408 予約時間 午後2時～5時	花ケ浦2-10‐10
大坪医院	092-938-2859	若宮2-9‐5
片井整形外科・内科病院	092-938-4860	大隈132‐1
くどう内科	092-931-7200	原町1-7-8
さかど駅前内科クリニック	092-410-1020	酒殿4-16-1
千鳥橋病院粕屋診療所	092-622-1890	仲原2531-1
永田おさむクリニック	092-938-2209	長者原東3-8-2
ばばクリニック	092-612-1234	仲原2924-2
はらの内科クリニック	092-938-9234	長者原東3-2-30
ひまわり病院	092-938-1311	長者原東1-10‐3
平田ペインクリニック	092-938-1515	長者原東3-8-1
松尾医院	092-938-7330	甲仲原2-10‐10
よしだクリニック	092-292-6860	仲原2539-4
あらきホームクリニック	092-292-5407	内橋西3-12-1
つつみクリニック	092-611-3313	柚須114-1
しもはし内科クリニック	092-938-4084	内橋東2-3-2

福岡県内の契約医療機関

福岡県医師会ホームページをご覧ください。

• 福岡県医師会ホームページ（外部サイトにリンクします）

契約医療機関外での接種を希望される場合（予防接種実施依頼書の交付申請）

定期予防接種の対象者で下記に該当する方は、契約医療機関以外の医療機関等で予防接種を受けようとする場合、接種前に予防接種実施依頼書の交付が必要です。詳細は、関連リンクをご覧ください。

• 契約医療機関外の医療機関にかかっている方又は入院している方
• 老人保健施設等に入所している方
  

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹とは、子どもの頃にかかった水ぼうそう（水痘）の原因である「水痘・帯状疱疹ウイルス」が引き起こす病気です。個人差はありますが、身体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みとこれに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状に現れます。過労やストレス等による免疫力低下などが原因で発症し、50歳以上から発症率が高くなると言われています。

水ぼうそう（水痘）にかかったことがある人は、すでに帯状疱疹に対する免疫を獲得していますが、年齢とともに弱ってくるため、改めてワクチン接種を行い、免疫を強化することで発症や重症化を抑えることができます。
予防接種を受ける前に、予防接種による効果や副反応等をご理解いただいたうえで、かかりつけ医師等にご相談のうえ、接種の判断をしてください。

予防接種の副反応

	生ワクチン	不活化ワクチン
接種 回数	1回	2回（2から6か月後に2回目）
接種 方法	皮下注射	筋肉内注射
有効性	50から60歳で69.8パーセントの予防効果が認められ、免疫の持続期間は、接種後約5年程度と言われています。	50歳以上で97.2パーセント、70歳以上で89.8パーセントの予防効果が認められ、免疫の持続期間は、接種後約9年程度と言われています。
副反応	注射部位の発赤、かゆみ、熱感、腫れ、傷み、硬結、全身症状として倦怠感、発疹など。非常にまれにアナフィラキシー、血小板減少症紫斑病、無菌性髄膜炎など重篤な副反応が現れることがあります。	注射部位の発赤、傷み、腫れ、胃腸症状、頭痛、筋肉痛、疲労、悪漢、発熱など。非常にまれにアナフィラキシーなど重篤な副反応が現れることがあります。
他の予防接種との 接種間隔	他の生ワクチンとは接種前後27日以上の間隔が必要です。また、新型コロナウイルスワクチンとは接種前後13日以上の間隔が必要です。	新型コロナウイルスワクチンとは接種前後13日以上の間隔が必要です。

注：厚生労働省ワクチン分科会資料、予防接種に関するQ&A集、ワクチン取扱説明書・添付文書より